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パイプチャンターチューニング

まずチャンターリードの差し込み深さで全体のピッチとオクターブのバランスを調整します。
その後、各音孔にテープを貼ることで個別の音の微調整を行います。
一般的な平均律(ピアノなど)とは異なり、バグパイプは独自の音階を使用するため、専用のチューナーが必要です。

【基本的な調整手順】
①ウォーミングアップ: リードのピッチが安定するまで、15〜20分程度演奏します。
②オクターブのバランス(Low AとHigh A):
ドロン(持続音管)を止め、Low AとHigh Aが正確に1オクターブ(同じ音)になるよう調整します。
High Aが鋭い(高い)場合: リードを少し引き上げます(ヘンプを巻いて浅く刺す)。
High Aがフラット(低い)場合: リードを深く押し込みます。
③ドロンとの合わせ: バランスが取れたLow Aに合わせてドロンをチューニングします。


【個別の音の微調整(テープの使用)】
リードの位置が決まった後、ドロンを鳴らしながら各音をチェックします。
音が鋭い(高い)場合: 該当する指穴の上部に調律テープを貼り、穴を少し塞ぐことで音を下げます。
音がフラット(低い)場合: 基本的にテープでは上げられません。
リードを深く押し込んで全体のピッチを上げ、他の高くなった音をテープで下げるか、リード自体を加工する必要があります。

【リードの状態による影響】
新しいリード: 湿気を吸うとピッチが上がり、安定するまで変化し続けます。
吹き方(圧力): 吹く力が弱いと音はフラット(低く)なり、強く吹くと鋭く(高く)なります。
一定の圧力で吹くことが正確なチューニングの前提です。

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