


チャンターリードの調整
リードを直接吹いた際、動画の0:35であるような音が出せない場合、
バグパイプ本体でチャンターに付けて吹いてもきついと思われます。
その場合、下記の調整が必要とされます。
【吹き心地(リードの強さ)の調整】
新しいリードが硬すぎて吹くのが大変な場合、以下の方法で扱いやすくできます。
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リードのサウンドボックス(ステイプル直上の膨らんだ部分)やブレードの上部を指で軽く数秒間押しつぶします。
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これにより一時的にリードが軽くなり、ピッチがわずかに上がります。
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リードバンドをリードのサウンドボックス付近に巻くと、リードが閉じやすくなり、吹き心地が格段に軽くなります。
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バンドを先端側にスライドさせるとリードが閉じ、より吹きやすくなります。
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逆に根元側に下げると硬くなります。
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バンドを先端側に動かすとピッチが上がり、根元側に動かすと下がります。
【削る(シェービング、サンディング)】
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他の方法で解決しない場合の元に戻せない最終手段です。
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ブレードの肩(側面)や先端付近を目の細かいサンドペーパー(400~600番以上)やカッターで非常に薄く削ります。
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ほんの少し削っては試奏することを繰り返し、「削りすぎ」を避けてください。
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中心部を削りすぎると、音が不安定になったり、高音が鳴らなくなったりします。
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全体を軽くする:ステイプルに近い「ショルダー」部分を削ります。
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反応を良くする:ブレードの上部(先端から1/4程度を除いた部分)を左右均等に薄く削ります。
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**削る場所が分かりにくい場合、リードの表面全域を対象に削ってください**
【一般的なトラブルの解決】
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Fの音が不安定(ダブルトーン):
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リードが深すぎるか、乾燥しすぎている可能性があります。
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サウンドボックスを指で軽くつまむか、リード先端をコンマ数ミリだけ非常に鋭利な刃で切り落とすことで安定させることができます。
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High Aに「ガラガラ音」のような雑音が入る:
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リードの先端(リップ)をごくわずかにサンディングするか、少し強く吹いて慣らします。
【注意点】
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ケーンを削ったり切ったりする作業は不可逆です。
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「少し削っては試奏する」を繰り返し、一度に完璧を求めず数日かけて馴染ませるのがコツです。
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ケーン(葦)製のリードは、届いてから1週間ほど毎日少しずつ吹いて、湿り気と振動に慣らすことで本来の音色が出てきます。

