イージードロンリードを用いたドロンのチューニング

 

テナーリード2本とベースリード1本をバグパイプに装着してください。装着してグラつくようでしたら、下図のSeatの上からヘンプを巻いて、バグパイプにしっかり装着できるようにしてください。バグパイプの穴が小さく装着できない場合、Seatにある黒いラバーにカッターで切れ目を入れて、黒いラバーを取り外してください。そこにヘンプを直接巻き付け、バグパイプにしっかり装着できるようにしてください。

次にパイプチャンターにチャンターリードを付けてそのままLowAを吹いてください。湿度や温度によって音程

は変わりますので、どの音程が一番ということは言えません。LowAを吹いた場合、通常Aで475~480Hzの

近辺を示します。例えば、下の写真のようにAで475Hzを示したとします。この場合、テナードロンも同じ音程、

つまりAで475Hzにしなくてはなりません。

ここでドロンリードの調整に戻ります。まずテナーパイプの上部が黄色のヘンプが3、4本ちらっと見える位置

にセットします(バグパイプの構造上この状態で一番きれいな音色となります)。そしてテナーパイプに付けた

ドロンリードを直接吹いてください。この時、ドロンの音(音程ではなく、音の鳴り方)が右下の動画の1分40

秒時点の鳴り方になるよう調整してください。口で言うのは難しいですが、イメージでいうとブバーという鳴り

方、つまりブ(短いブー)バー(長いバー)です。この調整は、Rubber Bridleをほんの僅か上下させることで可

能です。

次にTuning Screwを上下させてドロンの音をLowA、つまりAで475Hzに合わせてください。Tuning Screw

を中に入れるとピッチが上がり、外に出すとピッチが下がります。この時点で厳密にぴったりAの475Hzに合

わせる必要はありません。次にテナーパイプをバッグに付けて、鳴らしてください。ここでドロンの音をLowA、

つまりAの475Hzに厳密に合わせるため、テナーパイプの上部を上下させてください。

Tuning Screwによる調整でだいたいのチューニングはできていると思いますので、テナーパイプの上部を

上下させるチューニングでは、上下幅は僅かになると思います。そのため、チューニング完了後、テナー

パイプの理想の位置(黄色のヘンプがちらっと見える位置)は、確保されるはずです。


以上の要領でテナーパイプ、2本を調整してください。

 

次にベースリードです。ビデオの3分3秒時点のようにベースリードが鳴るように設定してください。リードが

途中で音が止まる場合、Rubber Bridleをほんの僅か上げてください。最後にベースパイプのチューニング

です。ベースパイプの最上部は、テナーパイプ上部と同様に黄色のヘンプがちらっと見える位置にセットして

ください。次にチューニング済みのテナーパイプ1本とベースパイプを同時に鳴らしてください。初めは両方の

音が混じり、「ウワーン、ウワーン」と聞こえるはずです。下のようにベースパイプのチューニング部を上下

させることで、うなりが徐々に消えて「ウワーン、ウワーン → ウワーン → ウー」となり、テナーとベース

のチューニングが合うようになります。

最後にパイプとチャンターを全て同時に鳴らし、チューニングの微調整(最終仕上げ)を行います。

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